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nobuo_photo’s diary

日常の風景から旅の思い出まで。フォト日記を不定期アップしております。

夕陽撮影時の黒つぶれ補正(RAW現像の試み) ~with FUJIFILM X-T1~

仕事帰りや、休日、ふと思い立って夕陽や夕暮れを撮影することがよくあります。日記にも仕事帰りの夕陽はちょくちょく登場していると思いますが、海に沈む夕陽の景色は何度見ても飽きず、心を落ち着けてくれる景色の一つです。

下は仕事帰りに撮影した泉佐野漁港の夕暮れです。 (4月21日撮影)

上のように陽が沈みほのかに赤く焼けた夕暮れの景色は、手前の建造物などは見た目にもシルエットに近く、このままの写真でも良いかなと思います。灯台や鉄骨のシルエットはなんとも味わいがあります。

少し悩むのが太陽がまだ沈む前の夕焼けの写真です。

写真を撮る際は、明るさをどこに合わせるかで写真全体の明るさが決まります。 下のような写真の場合、夕陽を見た目のオレンジ色に近づけると花は黒いシルエットになってしまい、花が見た目に近い白になるように合わせると、夕陽はほぼ真っ白になってしまいます。これを抑えるための設定というのはカメラ内に色々とあります。測光方式・露出補正といったところや、X-T1の機能でハイライトやシャドウを2段階に調節できるのですが、色々と設定を触っても限界がありあます。(単に知識・技術不足かもしれませんが・・・・)

上の写真のように、シルエットになってもそれが味わいになるような建造物なら迷わず夕陽に明るさを合わせるのですが、下のようにきれいなつつじの花が夕陽に照らされている様子を撮りたいのにシルエットになってしまったらなんの花かわからないじゃないか・・・という場合は悩みます。

で、悩みながら撮影した結果、下のように中途半端な色合いになってしまいました。つつじの花は暗すぎるし夕陽は見た目よりもちょっと明るい。 (4月25日撮影 淡輪遊園)

そこで、夕陽の色と花の色を実際の色に近づける「補正」をすることにしました。 一眼レフ(ミラーレス含む)や一部のデジカメ、そしてAndroid(5.0以上)で可能なRAWというファイルで書きだしたデータから画像を修正します。

RAWデータというと、カメラが好きな方でないと聞きなれないものだと思います。通常デジタルカメラ(デジタル一眼、ミラーレス一眼、デジカメ、スマートフォンいずれも)で撮影した写真は、センサーを通して受け取った光をカメラ内で画像処理し、jpegデータとして保存されます。RAWというのは、このjpegに処理される前の元データのことです。 (かなり簡単に書いたので詳しくはこちら参照ください。wikipediaより http://ja.wikipedia.org/wiki/RAW%E7%94%BB%E5%83%8F

このRAWデータを専用ソフトで加工することで、自分の好きな色に写真を加工することが出来ます(RAW現像といいます)。写真家さんの多くはこのRAW現像をすることでそれぞれの「色」を出しています。ただ、私が使用していますFUJIFILMのカメラは基本的にカメラ内で画像処理されたjpegデータを推奨しています。それはFUJIFILMがフィルムメーカーとして長年培ってきた技術がこのカメラには積み込まれていて、jpegで出したデータで十分な色と画質を提供しているというFUJIFILMの自信の現れで、実際に普段はRAW現像をする必要のない写真がjpegで得られているので基本的にRAW現像はしないのですが、さすがにこういう写真だけはjpeg撮って出しの写真では難しく、今回久々にRAW現像にチャレンジした次第です。

前置きが長くなったのですが、上の写真をRAW現像で処理したのが下の写真になります。

元の写真と比べると夕陽の色が綺麗なオレンジになって、なおかつ暗かった花の色も表現できていると思います。実際に目で見た色に近づけてみたつもりではありますが、記憶と言うのは曖昧なもので自分勝手に良い色に脚色されているかもしれませんが・・・

もう少しわかりやすい写真が下の写真ですが、夕陽の色・明るさに合わせて撮影した結果手前の草花や建物は完全にシルエットになっています。これはこれで好きな写真なのですが、ここはつつじが綺麗な場所なのでそれもしっかりと表現したく、RAWから補正してみました。 (4月25日撮影 淡輪遊園)

このように真っ黒だったシルエットが、程よい明るさまで補正でき、つつじの丘に夕陽が射しこんでいることがわかる写真になりました。

先ほども書きましたがFUJIFILMのカメラは基本的にカメラで処理されたjpeg推奨で、それで十分です。正直一枚一枚処理している時間もないし、何よりパソコンのスペックが足りないと言う初歩的な問題もあります。ですから色々な意味でこのカメラは自分に向いています。ただ、どうしてもここだけは・・・という時だけこうしてRAWから補正するか、jpegデータを少しレタッチしてという作業をします。

なお、RAW現像はPhotoshop(cs6)のプラグイン、Camera Rawを使用。 FUJIFILMは付属ソフトでのRAW現像を推奨している(フィルムシュミレーションが再現可能なため)のですが、パソコンがどうにも付属ソフトでは悲鳴を上げてしまって作業こんなのなためCamera Rawにて現像処理。Camera RawにもFUJIFILM用フィルムシュミレーションが搭載されていますが、FUJIFILMいわくこれは正規の色ではないとのこと・・・

といてってもあまり細かいところに拘り過ぎるほど知識も技術も無いのでひとまず現状でできることをというところです。ということで今日は夕焼け時の黒つぶれ処理について書かせて頂きました。知識不足のため間違った点とうあるかと思いますがその点はご容赦ください。

 

ここからは夕陽全く関係ないのですが、先日ふと見つけたタンポポの綿毛です。 拡大すると(2枚目)綿毛の細い線もしっかり描写されています。だからなんてことはないのですが・・・・なんとなく感動したので・・・・。

 


撮影カメラ FUJIFILM XT-1

使用レンズ XF35mmF1.4 R

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